2020年5月はSell in mayはやってくるのか!?

日本株投資

コロナウィルスの猛威が全世界を席巻してしまっている2020年のGW明けですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

コロナショックがピークを迎えたタイミングでの為替の異常事態で、私も含めて多くのメンバーの方が為替のシステムプログラム取引で大損害を被ってしまいました。

当Clubで推奨していた豪ドルスイスフランは、リーマンショック時や数年前のスイスフランショック時よりも比較にならない暴落による史上最安値を記録したことは、リーマンショック時をクリアするバックテスト検証後の推奨設定でも耐えられないものでした。

また、株式市場でも大きな下落を迎えてしまいましたが、当Clubで推奨してきた銘柄と売買タイミングでは十分な利益を残してくれていますので、メンバーの方からは今後の投資内容は株式中心での要望を頂いています。

MT4と当Clubのプログラムを使ったシステムトレードは、基本的に一度セッティングして稼働させれば、後は何もすることがない投資手法となるので、今後は個別株を中心とした資産運用にシフトしていきたいと考えています。

新規買い推奨と損益確定推奨

前記事「2020年の株式投資ことはじめ」を1月7日にアップしてからは、facebookページでの新規投資銘柄の指定と売買タイミングを記載していました。

具体的には、1月7日の神戸物産(3038)の買い推奨、2月5日のレーザーテック(6920)の買い推奨とエスティック(6161)の利確推奨です。

神戸物産は買い推奨のタイミングで購入できていれば、買値は3,750円で先週末の株価は5,250円ですから、十分な含み利益が出ています。

また、レーザーテックは買い推奨のタイミングで購入できていれば、買値は5,440円で先週末の株価は7,670円ですから、こちらも大きな含み益となっていると思います。

一方、利確推奨したエスティックの買値は3,810円でしたので、決算発表後での初回利益確定推奨時の株価は5,000円台、次の完全利確推奨時の株価は4,000円台でしたので、一時は8,000円の高値まで記録した銘柄でしたが、大きく含み益を縮小させての利益確定となってしましました。

また、その後の主力銘柄であった手間いらず(2477)はコロナショックの影響で含み益銘柄から含み損銘柄へと変わってしまいましたが、先日の決算短信では相変わらずの強い数字が出てきておりました。

良好な決算値であったこともあり、先週末の株価は4,280円であり、我々の購入価格である4,350円から若干の含み損を抱える程度とはなっていますが、コロナの終息時期が見えてこない現状と、3月下旬の下落で株価が3,100円台まで調整したという点も踏まえ、来週明けには損切り決裁をするようにしましょう。

また、2019年11月に買い推奨をしたコムシスHD(1721)ですが、コロナショックで大きく値を下げましたが、先週末の株価は3,080円まで回復してきました。

通信網の建築設備会社ですので、5G関連やテレワーク関連の銘柄として見直しが入ってきているようですが、もともとの買値が3,190円でしたのでまだ含み損銘柄のままです。

来週の株価動向を見つつ、含み益が出たタイミングで利益確定をして現金化しておくスタンスとします。

年初のスタート銘柄として挙げていたもう一つのアバント(3836)も大きく株価が調整していて含み損銘柄となってはいますが、買値1,000円に対して先週末での株価は990円となっています。

また、アバントの業態が、大企業のグループ連結決算業務や経理業務のアウトソースの受け皿というモノですので、今後、コロナの影響が伸びたとしても請け負う業務そのものに影響があるとは思えないので、このままキープしていくこととします。

その他の保有銘柄

株主優待や利回り目的で保有したままでも、適宜売却して利益確定してもいい銘柄として、「三機サービス」、「システムリサーチ」、「システム情報」、「サイゼリア」、「ヘルスケア&メディカル投資法人」、「ケネディクス商業リート投資法人」がありますが、こちらはどの銘柄も保有しているのであれば、そのまま継続保有でいいでしょう。

また、すでに恩株となり数年は継続保有としていた「朝日インテック(買値1,975円)」、「インフォコム(買値1,371円)」、「神戸物産(買値1,750円)」は引き続きそのまま継続保有でいいと思いますが、どれも大きく利益が乗っているので、今後の世界的不況を展望してキャッシュ比率を高めたい方は、一度利確してもいいのかもしれません。

GW明けの銘柄

以上から、2020年GW明けの銘柄としては、「アバント」、「神戸物産(2020年当初に買い増しした分)」、「レーザーテック」の3銘柄のみとします。

5月といえば、Sell in mayと言われるアノマリーもありますが、上記のとおり、3銘柄に絞り、他は損益確定させてキャッシュ比率を高めておくことで、まだ終わりの見えてこないコロナショック下での想定外の株価下落などにも備えておくことにしましょう。

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