株式相場が大幅下落中ですが、芝浦電子(6957)の決算短信は良好でした。

日本株投資

米国金利の上昇に端を発した米国株の大幅下落が日本株の大幅調整と円高を招いています。
ここ最近は心地よいゴルディロックス相場が続くと多くの投資家が安心していただけに、金融商品全体でボラティリティが記録的に高まっています。

米国株は「史上最大の下落幅」を記録したらしいですが、下落した幅を「額」ではなく「率」で考えると「よくある調整」という考え方もできるそうです。

いすれにしても、一旦、荒れだした相場が落ち着きを取り戻すためには、少し時間が必要かと思います。
あまり大きな動きをせず、保有株の業績が目論みどおりに進捗しているのかどうかを確認して、業績拡大のストーリーが崩れていなければ、ホールド継続でよいのではないかと思います。

芝浦電子の第3四半期決算短信

さて、そんな相場環境ですが、エスティック(6161)と同様、年始の記事にて昨年から主力銘柄として推している芝浦電子の決算短信が先日リリースされました。

芝浦電子の決算短信も非常に良い業績となっており、さらに今回は同時に増配もリリースしていますので、4月下旬に発表されるであろう通期の決算発表では上方修正間違いなしと想定します。

具体的には、

  1. 売上高:18,864百万円で対前年同期比+14.7%
  2. 営業利益:2,418百万円で対前年同期比+34.3%
  3. 経常利益:2,474百万円で対前年同期比+39.0%

となっています。

また、平成30年3月期期末配当金については、前回予想の60円から15円増配し、1株当たり75円に修正するとのことです。

通期業績予想は、売上高+13.3%、営業利益+25.3%、経常利益+21.8%のままの据え置きとしていますので、上記内容を鑑みると、最終的には通期でも上方修正をリリースしてくるでしょう。

株価チャート

相場全体が大荒れのなか、芝浦電子の株価チャートも崩れてしまっているのですが、一番下の75日線が下値を支えてくれそうな動きとなっています。

相場が落ち着きを取り戻し、業績とは全く関係のない需給だけの株価変動が収まってくれれば、この崩れたチャートも週足ベースでは吸収してしまえるベースになるのではないかと思っています。

現在、年初1月4日の株価5,250円を下回っているレベルですが、株価指標(PER)は18倍を割り込んでいる状況です。

通期での上方修正を見込んでおりますので、ここは動かずホールド継続を当CLUBでは推奨します。

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